社長挨拶
「特徴あるバイオCDMO」を目指して
日本マイクロバイオファーマは、微生物の力を中心としたバイオ技術を駆使し、世界中の人々の健やかで豊かな生活に貢献したいと願っております。
2021年7月に設立10周年を迎えた当社は、前身のメルシャン(株)医薬・化学品事業より50年以上をかけて築き上げた、微生物発酵や微生物変換の専門技術を活かし、抗がん剤をはじめとする医薬品原薬や食品・飼料・農業用原体の製造を行っております。これら事業にしっかりと軸足をおきながら、広がりを見せるニューモダリティーのバイオ医薬品においても、新たな技術の獲得と、それらを駆使した製造者としての存在感をより高めるべく取組を加速している真っ最中です。また、長い歴史の中で培った、有機合成による高活性物質の製造や、微生物資源を活用した有用物質探索、さらにはP450ライブラリーによる水酸化反応といったユニークな技術も有しているほか、クオリティカルチャーの深化や環境衛生管理におけるハードおよびソフトの進化も行っており、これらを駆使した総合力で国内外のお客さまからの信頼にお応えしています。
設立から10年を超え、次のステージに入った当社は、これまでのCDMOとしての実績に裏打ちされた微生物発酵と、新たに軸足を広げるニューモダリティーに貢献するバイオ技術の両輪を備えた「特徴あるバイオCDMO」として、品質を最優先としサステナブルな成長を目指して参ります。お客さまやパートナーの皆さま、地域社会などの様々なステークホルダーの皆さまより変わらぬご支援を賜りますよう、従業員一同、何卒お願い申し上げます。
日本マイクロバイオファーマ株式会社
代表取締役社長 塩田 淳